しかし、物をつくる現場の後継者不足は、産業の根幹を揺るがす大きな社会問題に発展していて、木工業界も例外ではありません。私は家業を引き継ぐべく帰ってきましたが、規模縮小や廃業せざるをえない会社は少なくない状況です。
私は何にでも一生懸命取り組むのが好きです。会社に勤めのサラリーマン時代も、仕事が楽しくてたまりませんでした。そのベースにあるのは、子供の頃から家具づくりを見て育ったことにあると思います。現在工場で頑張っている仲間たちは、みんな私が小学校の頃からいた人ばかりで、私はこの人たちの働く姿を見ながら育てていただいたようなものです。
これからは、今まで学んできたことを最大限に応用し、家具づくりを守って行くための後継者の育成をはじめ、木工業界に貢献したいと思います。そのために私は存在しているように思えてなりません。
ホームページの開設を機に、これから広い世界に向けて熱いメッセージを送り始めます。
どうぞ、宜しくお願いいたします。